プルメリア

モチーフの意味：
「大切な人の幸せを願う」

ハワイ語で“Puamelia（プアメリア）”と呼ばれる
プルメリアは、甘く優しい香りをもつ可憐な花。

花言葉「気品」「情熱」「恵まれた人」「陽だまりのような人」「熱心」

常夏のハワイに咲くプルメリアは、
太陽の光をいっぱいに浴びて咲いていることから
このような花言葉がつけられたようですね。

ハワイに咲き誇る可憐な白い花は、
シンガポールホワイトと呼ばれる

代表種のひとつで「神が宿る花」ともいわれています。

そんなプルメリアモチーフには、
「女性の魅力を引き出し、幸せへと導く」

“守り神”のような存在。

レイや髪飾りとしても広く使われており、
日常の中に自然と溶け込んでいる

まさにハワイを象徴する花なのです。

プルメリアには、こんな素敵な言い伝えがあります。

「満月の夜明けに朝霧に包まれている
プルメリアの花でレイを作り、好きな人や大事な人に渡す事ができればその恋が叶う」

まるで物語のワンシーンのような
この伝説は、プルメリアが“愛の花”とも呼ばれる由縁です。

また「大切な人の幸せを願う」という意味も込められており、

ハワイアンジュエリーでは
家族や恋人、パートナーなど
”大切な人に贈る”モチーフとして選ばれています。

プルメリアの髪飾りには
“身に着ける位置”によって、意味があります。

ハワイでは時おり、
プルメリアなどの花を髪に挿している人を見かけますよね。

実はプルメリアの髪飾りには
左右着ける位置によって、ある決まりがあるようです。

右につける → 未婚・フリー
左につける → 既婚・パートナーあり

まるで、指輪の表す意味と少し似ていますよね。

まだ結婚指輪という文化がなかった頃、
お花でさりげなく想いや合図やサインを送っていたのですね。

この決まりは、ハイビスカスの花も同じ意味になるようです。

プルメリアの花びらは5枚。

そのひとつひとつに、
ハワイの精神「ALOHA」の意味が込められているといわれています。

A：Akahai（思いやり）
L：Lokahi（調和）
O：Olu’olu（喜び）
H：Ha’aha’a（謙虚）
A：Ahonui（忍耐）

ALO（顔）+ HA（息）=ALOHA
ハワイ人が鼻を左右にこすりあって

“親愛の情を交わしたこと”が由来だそうです。

結婚指輪や婚約指輪の刻印で選ばれている
ハワイ語の「Me ke aloha(メケ・アロハ)」は

愛を込めてという意味になります。

アロハの意味は、愛する気持ちや感謝、尊敬の気持ちを表現しています。

愛とは「人にもの恵む」という意味があり
恵む行為は代償をかえりみない“無償”のもの。

見返りを期待することなく
自分以上に相手を大切に思う気持ち、ハワイアンの教えです。