
ハワイアンモチーフ
【ハワイアンキルト】の意味
幸運のお守り
Hawaiian Quilt(ハワイアンキルト)とは
ハワイアンのモチーフを縫いこんだ
装飾用のパッチワークキルト(縫い合わせて作られた布)をあらわします。
4つ折、または8つ折にした布を切り抜いてさまざまなモチーフを作り上げ、
ベースとなる布に縫いこんでいきます。
その製作には多くの人が縫製に関わるため、
縫い上げる人の魂がキルトに宿ると信じられていていました。
本来はキルト(布)につけられた模様ですが、
現在はその愛らしい模様自体がモチーフとなり、
「ハワイアンキルト柄」として多くの調度品やハワイアンジュエリーなどに刻まれています。


【
「'Ulu(ウル)」(パンの木)】の意味
ハワイアンキルトには様々な模様がありますが、
ファーストハワイアンキルトにもよく選ばれる模様が、
伝統的な模様「'Ulu(ウル)」という植物です。
別名「パンの木」と呼ばれ、その実や幹はあらゆる用途に使われ、
ハワイの人々の生活を潤したため、「縁起の良い木」とされてきました。
'Uluモチーフの意味は
「繁栄・成長」、「GoodLuck」です。
【
パイナップル】の意味
パイナップルには、「繁栄・願いを叶える」「元気を与える」「冨・金運」
といった意味があります。
ハワイアンキルトにおける一番の意味・象徴は「ハワイアン・ホスピタリティ」。
”まごころあるおもてなし“という意味です。
ハワイでは、パイナップル柄のキルトを玄関に飾る事が多いそうです。


【
イルカ】の意味
ハワイ語でイルカの事を「ナイア」といい、
ウミガメ(ホヌ)同様、ハワイでは守護神とされ、
神聖な生き物として大切にされています。
波と共に幸運を運んできてくれる使者と言われています。
ハワイの人にとってはとても身近な生き物で、
「自由」や「家族」「愛情」などの意味を持っています。
ハワイの人々は古くから
広い海を自由に泳ぎ回るイルカに憧れを抱いていたのでしょう。
近年では、イルカの持つ人懐っこさや高い知能とコミュニケーション能力が注目され、イルカセラピーと呼ばれるアニマル療法もあります。
辛い時や寂しい時にそっと寄り添って癒しをくれる、
そんなモチーフです。
【
Ilima(イリマ)】の意味
イリマは、ハワイの固有種の黄色い花で、オアフ島の島花です。
ハイビスカスがハワイ王国の国花になる前はイリマが国花でした。
イリマの花を使ったレイ(首飾り)は、ロイヤルレイと呼ばれ、
王室のみに使用される特別なレイでした。
皇室のシンボルであり、「高貴」という意味を持ちます。
また、ハワイの神話では、神マウイが母を助けた際に、母
が感謝の気持ちでイリマのレイを作った事から、
イリマには「あなたを誇りに思う」という意味が込められています。
その他、ハイビスカス同様、フラの女神である「LAKA」の生まれ変わりとも言われているそうです。
