全てが一点もの。ハンドメイドへのこだわり

PUA ALLY
CLAFTMAN
SHIP

一本のリングができるまで。
  • STEP 01

    地金作り
    地金作り

    地金を職人が見極めながら適切な温度で融解し、型に流し込みます。

  • STEP 02

    鍛造
    鍛造

    何度もプレス機にかけて地金内部の空気を抜いて強度アップ。プアアリ専用の鍛造金型を通して、断面がかまぼこ型の丸みのある鍛造地金の完成。

  • STEP 03

    成形、溶接
    成形、溶接

    地金をたたき綺麗な真円にして、オーダーいただいたサイズの指輪の形にします。つなぎ目をバーナーで溶接し磨いて無地の指輪の完成。

  • STEP 04

    彫金、磨き
    彫金、磨き

    丁寧にひと彫りひと彫り、想いを彫り上げます。プアアリでは彫りの工程でも綺麗さはもちろん、密度と震度にもこだわって手彫りしています。最後に磨き、石留めを行い完成。

素材にこだわる

プアアリのハワイアンジュエリーは、素材にこだわるところから始めています。素材の精錬、金の純度。それは日本の品質がとても高いので、日本の精錬工場と契約をして、クオリティーの高い素材を使う。まずはそこを大切にしています。
ずっと身に着けていただくものだからこそ、一つ一つ、全ての工程で「誰が作ったか」 「誰が携わったのか」顔の見える環境の中で責任を持って作業しております。
お客様からオーダーをいただくと、まずはそれぞれ「素材からオーダーメイド」で作り上げてゆくところから製作が始まります。
棚にある在庫をお出しする訳ではないので、お届けまでに少々お時間をいただくのは、こうしたこだわりの為です。

材料の鍛造の地金
  • 地金を溶鉱炉で適切な温度で融解します。

  • 融解の適温を見極める職人さん。長年の職人の感が冴える。

  • 溶かした地金を型に流し込みます。

  • 固まった地金をプレス機にかけて圧力で地金内部の微細な空気を抜いてゆきます。こうすることにより金属粒子を均一にし、滑らかでより強度のある素材へと鍛えられてゆくのです。

  • プアアリには専用の鍛造(たんぞう)金型があります。強度を上げた地金は、この専用金型を通して最終的な材料の形になります。独特の丸みのあるリングの形はこうして生まれているのです。

  • 仕上げの職人さんが整え、材料の地金が完成します。このように手間暇かけて作られた鍛造の地金は通常よりも約1.5倍ほど強度が増し、変形や傷に強い素材になります。

細部まで心を込めて丁寧に

こうしてプアアリに届けられた地金は、キャリアのある職人がひとつひとつ丁寧に、送られてきた素材を切り出し、指輪の形に仕上げて、磨き上げて、ようやく模様を彫る前の段階になります。綺麗な真円に作り上げること、隙がないように正確に溶接すること。ここでも几帳面で繊細な職人の作業で仕上げられてゆきます。

完成した無地の指輪
  • 歪みがないかチェックしながら地金をたたいて綺麗な真円にして、オーダーいただいたサイズの指輪の形にします。

  • つなぎ目をバーナーで溶接。ここでも温度の見極めが重要です。隙がないように溶接する事が重要なのですが、一歩間違えると地金を溶かしてしまうので正確さが求められる工程です。

  • 磨いて、細部まで仕上がりをチェックして無地の指輪の完成です。

素材に命を吹き込む

そこからエングレーバーといわれている、模様を彫る工程の職人に渡されます。丁寧にひと彫りひと彫り、想いを彫り上げます。
ピカソとモネの絵が違うように、エングレーバーによって同じハワイアンジュエリーでも模様の違いや、模様の深さ・密度などの特徴が生まれます。ショップによって少しずつ印象が違うのはそのためです。プアアリでは彫りの工程でも綺麗さはもちろん、密度と震度にもこだわって手彫りしています。深く彫るには力が必要で、隙間なく彫るには手間がかかりますが、こうした深度と密度へのこだわりがプアアリの特徴になっています。是非、その輝きを他店と比べてみてください。
彫りあがった指輪はフィニッシャーと呼ばれている、最後の工程を責任を持って仕上げる磨きの職人や石留めの職人に渡され、綺麗に仕上げをして完成します。プアアリでは、ひとりひとりの職人が「お客様ひとりひとりの為に」「幸せであり続けるように」心を込めて指輪を作り上げているので、是非一度その指輪を手にとって見ていただけたらと思います。

スタッフ一同、心を込めてお作りします。
  • ハワイで経験を積んだ職人が丁寧に力強く手彫りすることで、決して機械による量産では生み出せない、一点物の躍動感ある輝きが生みだされます。

  • 彫りあがった指輪を丁寧に磨き上げる職人。
    繊細な模様を壊さないように細心の注意を払います。

  • 刻印や石留の職人を経て、ようやく完成してお客様の元へお届けします。

彫金は一回勝負。
細いものだとたった2mmの幅に、
模様を彫り込んでいく。地金の種類やデザインによって、
細工の仕方や使う技術も変わる一方、特にこだわっているのは彫りの密度と深さ。
なぜなら、その精度が、指輪の輝きを大きく左右するから。
フルオーダーだからこそ、石を入れたり、
お気に入りのモチーフをワンポイントに入れたり。
自分だけのこだわりを詰め込む世界に一つのジュエリーが出来上がる。