ホヌ（ウミガメ）

モチーフの意味：
「幸せを運ぶ」「海の守り神」

ハワイ語で「Honu（ホヌ）」とはウミガメのこと。

ホヌはハワイをはじめとしたポリネシア文化において、
「神聖な生き物」「幸運の象徴」「海の守り神」
として古くから大切にされてきました。

ハワイアンジュエリーやタトゥーなどの
モチーフとしても多く使われるホヌ。

実は、こんな深い意味と伝説が込められています。

ハワイアンジュエリーモチーフの
「ホヌ」に込められた意味には、

「幸せを運ぶ存在」「旅や人生の安全を守る守護神」
「悪いものや危険から身を守るお守り」「家族を見守る存在」

特に海や自然とのつながりが強い
ハワイでは、ホヌはただの生き物ではなく、

「神様の使い」「ご先祖様の化身（アウマクア）」と考えられています。

ホヌが子どもたちをサメから救った”伝説”。

ある日、海辺で遊んでいた子どもたち。
突然サメに襲われそうになりました。

神の使いとされるホヌが子どもの姿に変身し、
身代わりになって子どもたちを救ったと言われています。

この伝説からホヌは今でも
「災いから身を守る存在」として大切にされており、

サーファーたちの間では、
ホヌが”サメから命を守ってくれる”という言い伝えから、

守り神として愛されています。

海を愛する人たちにとって、
ホヌは特別なお守りのような存在なのです。

ハワイアンジュエリーの
ご結婚指輪やペアにも「ホヌ」が人気！

ハワイでは、ホヌはアウマクア（Aumakua）とも呼ばれ、

神様やご祖先様がハワイの生き物や自然の姿を借りて
「家族を見守っている」とされています。

こういった意味から、

ハワイアンジュエリーでは、ご結婚指輪やご婚約指輪
ペアジュエリーにもホヌモチーフがとても人気です。

「雄大な海で自由に泳ぐホヌのように、
ふたりの人生も穏やかで幸せな航海になりますように。」

そんな願いが込められています。

ホヌが登場する”有名な物語”

実はホヌ（ウミガメ）は
日本や世界の物語にもたびたび登場します。

日本昔話『浦島太郎』では
ウミガメを助けた浦島太郎が龍宮城へ招かれたり。

2017年公開のディズニー映画「モアナと伝説の海」では
ウミガメを助けたことで、海の神に選ばれ力を得たり。

太古から太平洋の島々でホヌ（海亀）が、

”神聖な生き物”であることから、
大切にされてきた証が読み取れますね。

海や自然、家族との絆、
幸運やお守りの意味が込められたホヌは、

ハワイアンジュエリーの中でも
最も人気のあるモチーフのひとつです。