「誕生石」一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?お守りにしたり、大切な人にプレゼントすることは、国や宗教の違いを超えた世界共通の習慣です。この記事では、誕生石に加えそれぞれの「石言葉」をご紹介。 自分へのご褒美や、恋人や家族へのプレゼントとしてバースデーストーン付きのジュエリーをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
誕生石のはじまり
誕生石や石言葉のことを知る前に、誕生石の起源についてもお話ししておきたいと思います。さまざまな説がありますが、もっとも有力なのは、旧約聖書に登場する司祭の胸飾りが起源という説です。
旧約聖書の主人公であるイスラエル人たちには12の部族があり、部族ごとに違う種類の宝石を身につけていました。司祭というのはイスラエルのすべての部族をとりまとめる存在のこと。その証として12の部族すべての宝石を縫い付けた胸飾りを身につけていたそうです。時代を経て、12種類の宝石は1月から12月までの各月に当てはめられ、お守りとして身につけられるようになりました。これが誕生石のはじまりとされています。
誕生石が持つ石言葉
自分が生まれた月の誕生石を身につけることには、悪いものから身を守り幸せを引き寄せるというお守りのような意味があります。それぞれの色や特徴にちなんだ「宝石言葉(石言葉)」があり、石言葉を知ることで誕生石が持つとされるパワーを効果的に得られるだけでなく、自分の誕生石に対する愛着も増すはずです。
誕生石別の意味
ここからは1月から12月までの誕生石と、それぞれの宝石に込められた石言葉や意味、そしてアニバーサリーストーンについて詳しくご紹介します。2021年12月20日に、全国宝石卸商協同組合、日本ジュエリー協会、山梨県水晶宝飾協同組合によって、63年ぶりに日本の誕生石が改定されました。今回の改定によって、10種類の石が加わりました。それぞれの意味もご紹介します。
1月|ガーネット
ガーネット「真実、友愛、忠実」
ガーネットは情熱的な赤色が特徴です。日本では「ザクロ石」とも呼ばれるように、果物のザクロのような色をしていますが、実はガーネットという名前もラテン語でザクロという意味の「granatum(グラーヌス)」が語源になっていると言われています。ガーネットの情熱的な赤色は、身につける人に強い意志を与えてくれます。迷いを振りはらい決断力を高める効果も期待できるので、仕事面でも成功へと導いてくれるはずです。
ガーネットの赤は、魔除けの色とも言われているのでケガや危険から身を守るお守りとして、古くから人々の間で親しまれてきました。古代エジプトの遺跡からは彫刻をほどこされたガーネットが、護身用や装飾品として見つかっています。
また中世ヨーロッパでは、戦場から無事に家族の元へ帰るためのお守りとして、戦士たちが盛んに身につけていました。今でも旅行や旅のお守りとしてガーネットは効果的なパワーを持ちます。
ガーネットは結婚18年目の記念日におすすめ!
石榴婚式(ざくろこんしき)婚式と呼ばれていて「変わらぬ愛情」という意味を込めてガーネットを贈る習慣があります。ガーネットの石言葉には、「真実の愛をつらぬく」という意味がこめられています。
欧米では、“お子さんが一番最初に手にする宝石”としてガーネットが選ばれている。石言葉の「忠実」から「人生を充実に歩んでほしい」という親が子を想う意味合いが込められているのです。
2月|アメジスト/クリソベリル・キャッツアイ
アメジスト「誠実、心の平和」
アメジストは日本語で「紫水晶」といます。その名前からわかるように、紫色を帯びた水晶の一種です。アメジストのような紫色は、時代や国を問わず、身分の高い人が着ける、高貴な色として大切にされてきました。
アメジストの名前は古代ギリシャ語で「悪酔いしない」という意味の「amethustos(アメタストス)」が由来と言われていて、アメジストで作った酒器でお酒を飲むと「お酒に飲まれない」という言い伝えもあったそうです。
そのことが転じて「悪いものからの誘惑を断ち切る」という意味になり、アメジストを身につけることで、“夫婦間や恋人同士の関係がよくなる”とも言われるようになりました。
深い愛情を育む石でもあり、「恋愛成就」「夫婦円満」が期待されます。
またアメジストの紫色にはリラックス効果があると言われていて不安やストレスを解消してくれるそうです。
アメジストは結婚17年目の記念日におすすめ!
紫玉婚式(しぎょくこんしき)またはアメジスト婚式は、イギリスが発祥と言われていて、高貴な色と知られる紫色のアイテムを贈り合います。ちなみフランスでは、バラ婚式とも呼ばれているそうです。愛の守護神でもあるアメジスト。
愛に満ちた夫婦の未来を願ってください。
クリソベリル・キャッツアイ「思いやり、優しさ」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、2月誕生石のアメジストに加えて“クリソベリル・キャッツアイ”が選ばれました。
クリソベリルとはギリシャ語で黄金(Chrysos)を意味します。キャッツアイという名前の通り、猫の可愛らしいつぶらな瞳を再現したかのようにカットによって猫目(シャットヤンシー効果)のような宝石の膨らんだ部分に浮かぶ神秘的な光の線が特徴です。
かつてイギリス王室では“婚約指輪”に好んで選ばれたといわれるほど、キャッツアイには繊細な美しさがあります。また、古くから「魔除け効果」や「幸運を引き寄せる」石であり、サードアイ(第三の目)を開眼させるパワーがあります。
“真実を見抜くことができる”ようになるといわれ、経営者やリーダーシップを求められている方にとてもおすすめの石になります。
3月|アクアマリン/アイオライト/ブラッドストーン
アクアマリン「沈着、聡明、勇敢」
アクアマリンとはラテン語で「海の水」という意味です。その名の通り海の色を閉じ込めたような、透き通った水色をしているのが特徴です。アクアマリンには「海底から打ち上げられた、海の精の宝物」というギリシャ神話の伝説もあるほど、”海”とのつながりを持つ宝石でもあります。
古代ローマの船乗りたちが安全な航海のお守りとして身に着けていたことから、サーフィンやダイビングなどを楽しむ人たちの間でも人気がある宝石のひとつです。
そんな海のパワーを宿したアクアマリンは、身につけることによって海のように広い心や、あふれる生命力が授けられると言われており、「結婚や出産のお祝いに贈ると幸せになる」と言われています。
そして夫婦、恋人、友人などの人間関係に潤いを与えてくれます。
アクアマリンは非常に退色しにくいことでも有名です。
宝石の中には、紫外線などの影響で色が抜けやすいものもありますが、アクアマリンはさまざまな環境のもとでも“色が変わりにくい”ことから「永遠の愛」を象徴する宝石として、ペアリングや大切な人へのプレゼントによく使われています。
日本では結婚4周年に贈る宝石としても有名です。
花婚式と呼ばれ、花が咲き実がなるように、夫婦の間にも子供(実)ができるようにという意味で花を贈りあう風習があります。生命力のあるアクアマリンも同じ意味で選ばれます。
3月という門出の月の誕生石であるアクアマリン。挑戦、出発がキーワードとなる方へのプレゼントとしてもおすすめの宝石です。
アイオライト「道を示す、誠実」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、追加された誕生石です。
アイオライトという名前は「ion(スミレ色)」と「lithos(石)」という二つの単語を合わせた名前です。少しくすんだ青紫色をしています。人生で迷ったときに正しい方向を示してくれると言われている石です。
かつて大海原を渡る船乗りたちが、羅針盤に用いていた事が由来となっています。進むべき道を見つけ、目標を達成する道しるべの象徴とされてきました。
また、「誠実・貞操」などの意味もあり、ヨーロッパでは昔、娘が少女から大人になった時に、両親からアイオライトを贈る習慣があったといわれています。本当に誰かを愛する時が来た時、一途な愛を貫き幸せを手に入れられますようにという願いが込められています。
ブラッドストーン「勇気、救済、献身」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、追加された誕生石です。
ブラッドストーンは、深い緑のなかには赤色の班点が飛び散っており、血を連想させる見た目から「Blood(血)stone(石)」という名前がついています。和名も「血石」といいます。
その名の通り、血にまつわる意味が多数あり、かつて戦場に行く兵士のお守りであったり、出産のお守りとされたり、病気やケガのお守りとされてきました。
その他にも、ブラッドストーンの赤はイエスキリストの血とされ「聖なる石」と呼ばれ、悪い物を寄せ付けない魔除けや守護の石とされてきました。血流を良くし、活力や意欲を高め、元気にしてくれたり、脳の血流も良くなり頭脳明晰といった意味もあります。
4月|ダイヤモンド
ダイヤモンド「清浄無垢」
ダイヤモンドの語源は「不屈」「無敵」を意味するギリシャ語の「adamas」に由来します。地球上でもっとも硬い物質であり、硬い=壊れることのない固い絆から「永遠の象徴」として、婚約指輪や結婚指輪などの、一生物のブライダルリングに最もよく使われる宝石です。
また、強さや権力の象徴として王冠やティアラに飾られたダイヤモンドは邪悪なものから身を守る力があるとされており、高貴な人々の間で身に着けられてきました。
ダイヤモンドの石言葉である「清浄無垢」とは「けがれのない」ということを意味します。ダイヤモンドは無色透明なものほど品位が高いとされていますが、ダイヤモンドの中でも青色の「ブルーダイヤモンド」は、特に高価で貴重なものとして扱われています。
ブルーダイヤモンドには「相手の幸せを願う」という石言葉もあります。
ブルーダイヤは花嫁の幸せを願う“サムシングブルー”としても人気です。花嫁が幸せになるといわれている”サムシングブルー” はこちらから。
ダイヤモンドは結婚10周年(スイートテン)や結婚60周年(ダイヤモンド婚式)、結婚75周年(ダイヤモンド金婚式)に贈る宝石でもあります。
結婚10周年は夫婦にとって大切な節目でもありますよね。これまでの感謝や、これからも末永く幸せに過ごせるよう願いを込めて。60周年、75周年と、生涯愛し合える夫婦でいられますように。
5月|エメラルド
エメラルド「幸運、幸福」「安定」「新たなスタート」
やや青みがかった緑色の宝石、エメラルド。「エメラルドグリーン」という色の名前になっていたり、「エメラルドのような」と例え方で使われたりと多くの人にとって聞き馴染みのある宝石名ではないでしょうか。
エメラルドは古くから世界中で、価値の高い宝石として珍重されてきました。紀元前2000年頃のエジプトでは、すでに権力の象徴として、身分の高い人たちがエメラルドを身につけていたということです。その中には世界三大美女で知られるあのクレオパトラも含まれているそうですよ!
エメラルドには、持ち主に富と繁栄をもたらす力があるとも言われています。また、エメラルドのように緑色のものにはヒーリング作用があるので、疲れた気持ちを元気にしてくれる効果も期待できます。
エメラルドは結婚55年目の翠玉婚式(エメラルド婚式)の記念に贈られる宝石としても有名です。エメラルドを贈ることには「愛」と「忠実さ」を意味し深く静かで尊い夫婦の生活が表していますね。
6月|ムーンストーン/アレキサンドライト
ムーンストーン「健康、長寿、富」
半透明の宝石、ムーンストーン。光を優しく反射するところや、角度によって色の見え方が変化する性質がとても神秘的です。
インドの言い伝えでは「月の光が結晶となり生まれた宝石」とされ、ローマの言い伝えでは月の満ち欠けに応じて姿を変えて、石の中には、“月の女神ダイアナ”が見えると言われてきました。
そんなムーンストーンは、世界中に「幸せの石」とされており、二人の愛を豊にしてくれるはずです。月からのパワーをもらえるとして、特に女性にプレゼントするとおすすめの宝石でもあります。ムーンストーンには無色や乳白色、ピンク、グリーンなど、様々な色のものがありますが、中でも「ブルームーンストーン」と呼ばれる青いムーンストーンは、恋愛成就や幸せな結婚生活のお守りとして人気です。
ムーンストーンは結婚13年目に贈り合う宝石でもあります。「お互いを思いやり、支え合う」という意味をこめて。
7月|ルビー/スフェーン
ルビー「熱情、仁愛、威厳」
鮮やかな赤色が印象的なルビーは、ダイヤモンド、エメラルド、サファイアと並んで世界4大宝石のひとつ。ルビーには「勝利に導く力」や、戦場で「身を守る力」があると古くから言われていて、古代ローマでは兵士たちがこぞってルビーのお守りを身につけていました。不老長寿の力を授ける宝石として、権力者の装飾品に使われていたという記録も残っています。
ルビーは、太陽のシンボルカラー。持つ人に自信を与えてくれるとして、恋愛運のほか、仕事運のお守りとしても人気です。
結婚40年目は「ルビー婚」!
ルビーの赤い色は“燃え上がるような情熱”と“深い愛”を連想させることから、「これからも末永く愛し続ける」という意味を込めてプレゼントする宝石としても知られています。
スフェーン「純粋、永久不変」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、追加された誕生石です。
スフェーンという名前は、ギリシャ語のSphenos(くさび)から来ています。結晶の形が楔(くさび)形をしている事から、大切な人との繋がりや絆を深める力があると言われています。
人脈を引き寄せて成功へ導くとされ、「人生を変える石」と呼ばれています。
スフェーンはしばしばダイヤモンドと比較されます。その理由として、光の屈折率とファイア(虹色の輝き)、希少性があります。しかし、硬度に関してはダイヤモンドの半分程となります。
石言葉の純粋や永久不変は、このダイヤモンドの様な輝きや希少価値からきています。
8月|ペリドット/スピネル
ペリドット「夫婦の幸福、和合」
ペリドットは同じグリーン系の宝石であるとエメラルドとは一味違った、オリーブがかった黄緑色をしている宝石です。
ペリドットが作られるのは、地球の中心近くにある「マントル」と呼ばれる部分。地殻により押し上げられたペリドットは、火山の力で地上へと放出されます。火山島であるハワイの神話で、ペリドットは火山の女神「ペレ」の涙ともいわれており、実はハワイで親しまれている誕生石でもあるんです。
ペリドットは暗闇のわずかな光でも輝くことから“夜のダイヤモンド”と呼ばれています。 「困難な状況の中でも、希望の光を照らし続けてくれる」され、後悔しがちな人、ネガティブになりやすい人に効果的です。
ペリドットは結婚2周年記念のプレゼントにおすすめです石言葉の通り、変わらぬ”夫婦愛”と絆を強めてくれるはずです。
スピネル「努力、目標達成」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、追加された誕生石です。
本来無色透明の鉱物ですが、鉄、クロム、マンガンなどを含有することでカラーバリエーションが豊富になっています。
カラー別の意味をご紹介します。
赤 レッドスピネル 「勝利、情熱」
黒 ブラックスピネル 「突破、魔除け」
青 ブルー(コバルト)スピネル 「美意識、審美眼」
緑 グリーンスピネル 「希望、幸福、健康」
紫 パープル(バイオレット)スピネル 「美的センス、魅力」
ピンク ピンクスピネル 「ポジティブ、達成」
オレンジ オレンジスピネル 「活力、エネルギー」
特に有名な色はレッドスピネルです。このレッドスピネルは、鑑定技術が発達する18世紀頃まで、なんとルビーと間違われる事も多々ありました。間違われていた事で過小評価されたものの、鉱物としての価値はルビーやサファイヤに並ぶものです。
9月|サファイア/クンツァイト
サファイア「慈愛、誠実、徳望」
目のさめるような青色が魅力のサファイア。ラテン語で「青」を意味する「sapphirus(サッピルス)」が、その名の由来です。
ヨーロッパでは、キリスト教の神父の指輪に使われており、聖職者や賢者にこそ、ふさわしい宝石でもあります。サファイアの石言葉にもあるように「包容的な愛」を感じさせます。
相手への誠実さという意味からも、結婚指輪の宝石として人気です。また、あまり知られていないことですが、サファイアとルビーというのは、実は同じ種類の宝石なんです。それぞれに含まれる不純物の種類の違いにより、相反する色の違いが生み出されています。情熱的なルビーに対しサファイアは落ち着きと冷静さを感じさせ、石言葉も対象的。「直感」と「ひらめき力」に効果的です。
結婚45周年を祝う“サファイア婚”に贈り合います。サファイアはダイヤモンドの次に硬い宝石としても有名です。その硬さが「夫婦の絆」を表しています。
クンツァイト「無償の愛、純粋」
2021年12月に日本の誕生石が63年ぶりに改訂され、追加された誕生石です。
クンツァイトは、「無償の愛」「純粋さ」という意味のほかにも「聖母マリアの石」、「神の愛に繋がる石」という表現をされることもあります。そのやわらかで美しい色味が、愛や癒しを与えてくれ、はかり知れないほどの慈悲深さで、全ての者に救いの手を差し伸べるとされています。
またその愛は母性のように大きく、見返りを求めない無償の愛、献身的な愛とも言われます。身に着けると優しく穏やかに、寛容な気持ちにさせてくれるでしょう。トラウマを癒し次の一歩へそっと背中を押してくれる力があります。
10月|トルマリン
トルマリン「希望」「無邪気」「潔白」
トルマリンという名前の語源は、東南アジアのスリランカの言葉で「色の混ざった石」を意味する「turmali(ターマリ)」からきています。その名の通り、トルマリンには様々な色のものがありその多彩さから「トルマリンにはすべての色がある」といわれています。
特に、ピンクトルマリンは「愛情」にちなんだ石言葉を持っているため、カップルやパートナーへのプレゼントとして人気があります。”愛”全般に、何らかの働きかけをしてくれるといわれています。
トルマリンは別名「電気石」といい、熱を加えることで電気が流れる性質があることから「愛の電流」と呼ばれており、愛を引き寄せて持続させたり終わった愛を浄化するともいいます。
結婚の決め手や出会いで「電流が流れた」といった表現のいわゆる“ビビビ婚”と同じようにこの石にも、同じような力が宿っていると言われています。
トルマリンは、結婚1周年の記念石です。たくさんの愛情を込めて贈ってみてはいかかでしょうか。
11月|シトリン/ブルートパーズ
シトリン「友愛、希望」
シトリンという名前は、柑橘類の総称「シトラス」が語源となっています。日本では「黃水晶」と呼ばれることからもわかるように、水晶の中でも黄色みを帯びたものをシトリンと言います。
シトリンは「黄金」や「光り輝く未来」をイメージさせる色をしていることから、幸運を呼ぶお守りとして古くから使われてきました。特に金運アップに効果があるようです。
太陽のように明るく光を放つシトリンには、人間関係をサポートするパワーがあると考えられています。人間関係でストレスや悩みを抱えている方はシトリンが人間関係の調和をはかり悩みを解消してくれるかもしれません。
また、気持ちを明るくしてくれる色として、ネガティブな気持ちを振り払う力があるとも言われています。
シトリンは結婚5周年の記念石になります。夫婦が互いに過ごしてきた大切な節目でもあります。木婚式(もくこんしき)とも呼ばれ「夫婦の年月が5年目の樹木の節目になる」とも言います。
ブルートパーズ「成功、誠実、友情」
トパーズという宝石名は東南アジアのサンスクリット語「tapas(炎)」やギリシャ語の「topazos(探し求める)」に由来します。古くよりトパーズは不思議な力を持ち、古代エジプト太陽神(La ラー)を象徴する高貴な宝石でした。
「邪悪なものから身を守り、病気を癒す治療力がある」とされてます。トパーズは無色透明、ピンク、ブラウン、グリーンなど、色の種類が豊富です。特に有名なブルートパーズの石言葉は「成功・誠実・友情」など。成功へと導くパワーがあるとされています。ブルートパーズは色味の深いものほど価値が高いとされています。
また専門分野を極めたい人や高度な技術を習得したい人におすすめです。自分の限界を感じるような困難に突き当たっても、あきらめずに目標達成できるよう導いてくれるます。
結婚4周年の記念や結婚16年目の黄玉婚式に贈る宝石として有名です。最近はファッションジュエリーにも人気があります。
12月|タンザナイト
タンザナイト「成功、誇り高き人」
タンザナイトという名前は、アフリカのタンザニアという国で発見されたことが由来となっています。
タンザナイトは見る角度や光源の種類によって、青色から青紫色へと色が変化する「多色性」を持っています。その不思議な色合いから、ヨーロッパのケルト民族の間では魔力を持った石として儀式などで使用されてきたのです。他の宝石にはない個性を持つタンザナイトは、目標に向かって努力している人へのプレゼントにおすすめ!
自己肯定感を高め、成功へと導く効果が期待できます。実はタンザナイトは現在のところ、タンザニアの一部でしか見つかっておらず採れる量も年々減少してきています。そのため「ダイヤモンドよりも希少性が高い」と言われ、特別な相手へのプレゼントとして人気が高まっています。
タンザナイトは、結婚12周年の記念石です。結婚してから10年以上が経過し、夫婦のより絆が深くなる頃。別名、絹婚式(きぬこんしき)と呼ばれ、「絹のようにきめ細やかな2人の愛情」という意味が込められています。
誕生石を入れられるジュエリー
デザインが気に入っているジュエリーに誕生石をお留めするだけでも、グッと愛着が湧くもの。プアアリでは、こんなアイテムにも追加オプションが可能です。身につけるだけで勇気づけられたり、愛おしい気持ちを思い出させてくれたり。そんなお守りがわりのジュエリーに出会えますように。