Kupe’e（クペエ）

モチーフの意味：
「魔除け・お守り」「魅力を引き立てる」「神との繋がり」

「クペエ」とは、ハワイ語で「手首や足首につける飾り（ブレスレット・アンクレット）」のことを指します。特にフラ（Hula）の世界では欠かせない装飾品であり、シダの葉、貝殻（プープー）、木の実などで作られます。

強力な「魔除け・お守り」

これがクペエの持つ最も伝統的で強い意味です。古代ハワイでは、手首や足首は「気が抜けていきやすい場所」や「悪い気が入り込みやすい場所」と考えられていました。そのため、クペエを巻くことで「悪いものから身を守る」「大切なマナ（霊的な力）を逃さない」という護符の役割を果たしていました。このことから、厄除けや健康のお守りとして身につけるのに適しています。

フラの踊りにおいて、手首や足首につけたクペエは、ハンドモーションやステップの動きを強調し、美しく見せる役割があります。このことから、「身につける人の魅力や才能を引き出す」「注目を集める」という意味も持ちます。フラの儀式で使われるクペエは、フラの女神「ラカ」や森の神々との繋がりを象徴します。ジュエリーとしても、「自然のパワーと繋がる」「神聖な絆」という意味合いが含まれます。